2018/04/07

穴銭とは上記の様に真ん中に「穴が空いている」古銭のことを指します。
非常に古くから製造されており、日本の貨幣として利用されてきました。
現在では古銭として、プレミア価値のつく様な穴銭も存在しています。
但し、見分け方非常に難しく、プロの古銭買取業者を利用して、査定・鑑定をおこなってもらうことをおすすめします。
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このコンテンツでは穴銭についての情報をまとめていきます。
穴銭の種類と価値のまとめ
寛永通宝の買取と価値

寛永通宝
鋳造年:1636年~1866年
買取価格:約1000円~約100万円以上
最も多くの方が持っている穴銭の一つとなります。
寛永通宝は非常に長い時代発行がおこなわれ続け、そして、その価値も様々です。
安い寛永通宝なら1000円も満たない古銭もあったり、高価な寛永通宝なら100万円を超えてくる代物も存在します。
多くの種類が存在しているので見分けるのも一苦労となります。
査定や見積もりを依頼する際は、古銭買取業者を利用することをおすすめします。
天保通宝の買取と価値

天保通宝
鋳造年:1835年~1891年
買取価格:子銭(通用銭)約2000円、母銭(型銭)約60000円
別名:天保銭と呼ばれている古銭になります。
種類は全部で4種類に分別することが可能で、本座長郭・本座細郭・本座中郭・本座広郭の4種類で判別することが可能となります。
この4種で発行した時代の判別がわかると言われています。
買取金額は上記の通り、種類によって大きく違います。
天保通宝も査定・買取については古銭買取業者に依頼することをおすすめします。
琉球通宝當百の買取と価値

琉球通宝當百
鋳造年:1862年~幕末
買取価格:美品約15000円
琉球通宝當百は形違いでもう1種発行がおこなわれており、琉球通宝半朱と呼ばれています。
こちらは大きく形が違うので、見分けるのが容易に可能です。
買取や取引価格は変わってきますので、こちらも合わせて、古銭買取業者に見積もりを依頼を出すことをおすすめします。
琉球通宝半朱の買取と価値

琉球通宝半朱
鋳造年:1862年~幕末
買取価格:美品約20000円
先ほど紹介した琉球通宝のもう一つの種類となります。
先ほどとは違い、形が大きく違います。
買取価格も先ほどの琉球通宝當百よりも買取価格は少し上がります。
金円世宝の買取と価値

金円世宝
鋳造年:1470年頃~不明
買取価格:約30000円
沖縄がまだ琉球王国の時代にの際に発行がおこなわれた穴銭となります。
この穴銭は当時の薩摩が鋳造をおこなった通貨となります。
表面には金圓世寶の文字が刻まれているのが特徴となります。
買取価格は琉球王国銭貨でも比較的、高い買取・取引価格となります。
大世通宝の買取と価値

大世通宝
鋳造年:1321年~1395年
買取価格:約8000円
琉球王国で発行された銀貨となります。
いわゆる、鐚銭(びたせん)と言われる種類の一つになります。
粗悪な通貨という意味もあるので、状態の良し悪しが査定価格に考慮されることはありません。
世高通宝の買取と価値

世高通宝
鋳造年:1441年~1469年
買取価格:約8000円
世高通宝も琉球王国で発行がおこなわれた古銭の一つになります。
表面に世高通寶と刻まれているのが特徴の穴銭となります。
こちらも鐚銭と言われる種類の穴銭になるので、状態による査定価格の影響は少ないです。
秋田鍔銭の買取と価値

秋田鍔銭
鋳造年:1863年~1867年
買取価格:長尾(約25000円)・中尾(約65000円)
刀の鍔の形に似ていることから、鍔銭とも言われてる穴銭となります。
別名で八卦銭とも言われています。
種類が3種類用意されており、長尾・中尾・短尾の3種類存在します。
それぞれで買取・取引価格の価値が違いますので、査定の際は古銭買取業者に依頼する様にしましょう。
細倉当百の買取と価値

細倉当百
鋳造年:1863年~
買取価格:約80000円以上
江戸から明治にかけての幕末の時代に発行がおこなわれた地方の貨幣として利用されていました。
表面に細倉當百と刻まれているのが特徴になります。
非常に希少価値が高い穴銭となっており、コレクターの間でも高価買取が可能な古銭となります。
箱館通宝の買取と価値

箱館通宝
鋳造年:1856年~
買取価格:子銭(約1000円)、母銭(約50000円)
箱館通宝も幕末時期に発行がおこなわれた地方の穴銭となります。
種類が2種類存在しており、買取・取引価格はそれぞれ変わります。
子銭・母銭と見分けるのも非常に容易な穴銭ともなります。
仙台通宝の買取と価値

仙台通宝
鋳造年:1784年~1787年
買取価格:子銭(約1000円)、母銭(約50000円)
同じく地方通貨として使われていた穴銭となります。
こちらも上記の様に価値は箱館通宝と同じ価値になります。
見分けもつきやすいので、古銭買取業者を利用して査定をおこなってもらう様にしましょう。
宝永通寶の買取と価値

宝永通寶
鋳造年:1708年~1709年
買取価格:約5000円
別名:大銭と呼ばれている穴銭です。
発行時代は江戸時代に発行がおこなわれた十文銭となります。
当時の評判は非常に悪く、両替をおこなうことすらままならなかった貨幣となります。
その為か、1年もたたずに発行がストップしました。
文久永寶の買取と価値

文久永寶
鋳造年:1863年~1867年
買取価格:約1000円
幕末の時代に通用されていた貨幣となり、およそ4文ほどの価値がある穴銭となります。
種類は3種類発行されており、真文、草文、略宝の3種類が発行されています。
買取価値としては高くはないですが、非常に現在でも数がある穴銭となります。
筑前通宝の買取と価値

筑前通宝
鋳造年:???
買取価格:未使用100万円以上
鋳造年が不明な点もあり、非常に謎に包まれた穴銭となります。
但し、買取・取引価格は未使用品ともなると100万円を超える価値があります。
状態で非常に価格が変わるので、古銭買取業者に見積もりを出す際は相見積もりをしっかりと取る様にしましょう。
盛岡銅山の買取と価値

盛岡銅山
鋳造年:???
買取価格:未使用100万円以上
上記の筑前通宝同様に鋳造年などの詳細が不明です。
こちらも買取・取引価格は非常に高騰としており、未使用で100万円を超える穴銭となります。
但し、筑前通宝と同様に状態で価格が非常に変わる為、古銭買取業者できっちりと相見積もりを取る様にしましょう。
水戸虎銭の買取と価値

水戸虎銭
鋳造年:元治元年~
買取価格:約7万円
水戸虎銭も非常にレアな穴銭となり、詳細がほぼ不明となります。
しかし、買取・取引価格は高く、7万円近い金額で買取をしてもらえます。
裏面には虎が刻まれているのが特徴の一つとなります。
皇朝十二銭の概要と価値について
和同開珎の買取と価値

和同開珎
鋳造年:708年~
買取価格:約30万円以上
古銭の中でもその名は有名で非常にメジャーな古銭となります。
古銭といわれれば、この和同開珎をイメージされる方も少なくありません。
その名の通り、表面に和同開珎の文字が刻まれています。
どこの古銭買取業者でも高く買取をおこなうことが可能な古銭となります。
万年通宝の買取と価値

万年通宝
鋳造年:760年~765年
買取価格:約15万円
上記で記載した和同開珎に代わる通貨として発行がおこなわれた古銭となります。
表面の萬年通寳と刻まれているのが特徴となります。
買取・取引価格は高価で約15万円もの取引価格となります。
神功開宝の買取と価値

神功開宝
鋳造年:765年~
買取価格:約85000円
万年通宝の変わりとして発行がおこなわれた通貨として神功開宝があげられます。
こちらも表面に神功開寳の文字が刻まれているのが特徴的な穴銭となります。
価値としては約85000円で買取・取引がおこなわれます。
隆平永寶の買取と価値

隆平永寶
鋳造年:796年~
買取価格:約13万円
非常に価値の高い、皇朝十二銭の一種となります。
隆平永寳と刻まれているのが特徴となります。
買取・取引価格も高価で約13万円で買取・取引が可能となります。
冨壽神寶の買取と価値

冨壽神寶
鋳造年:818年~
買取価格:約13万円
「ふじゅしんぽう」と呼ばれる皇朝十二銭の一つとなります。
今までの通り富壽神寳と表面には刻まれているのが特徴となります。
こちらも買取・取引価値は高く、約13万円で買取・取引することが可能となります。
承和昌寶の買取と価値

承和昌寶
鋳造年:835年~
買取価格:約15万円
「じょうわしょうほう」と呼ばれる皇朝十二銭となります。
日本で最初の元号の名前を冠した最初の古銭となります。
買取・取引価格も非常に高価となり、約15万円以上で取引をおこなうことが可能となります。
長年大寶の買取と価値

長年大寶
鋳造年:848年~
買取価格:約30万円以上
古銭の表面には長年大寳と刻まれているのが特徴の皇朝十二銭となります。
皇朝十二銭の中では非常に高価買取・取引が可能な古銭となり、約30万円以上で取引が可能となります。
見極めるのが非常に難しいので、古銭買取業者を利用することをおすすめします。
饒益神寶の買取と価値

饒益神寶
鋳造年:859年~
買取価格:約180万円以上
皇朝十二銭の中では最もプレミア価値のついている古銭となります。
買取・取引金額も桁違いとなり、約180万円以上で取引される皇朝十二銭となります。
現在ではほとんど見ることも少ないですが、もし所持している場合は厳重な保管をおすすめします。
貞観永宝の買取と価値

貞観永宝
鋳造年:870年~
買取価格:約18万円以上
「じょうがんえいほう」と言われる、皇朝十二銭となります。
この頃に発行がおこなわれている貨幣は、非常に質が悪くなり、通貨としてもよくありません。
しかし、現在ではプレミア価値がつくことにより、買取・取引価格は高く18万円以上で買取をおこなうことが可能となります。
寛平大寶の買取と価値

寛平大寶
鋳造年:890年~
買取価格:約12万円以上
「かんぴょうたいほう」と呼ばれる、皇朝十二銭の種類となります。
今までの皇朝十二銭と同じで、表面に寛平大寶の文字が刻まれているのが特徴です。
買取・取引価格は上記にも記載している通り、12万円以上で買取が可能となります。
延喜通寶の買取と価値

延喜通寶
鋳造年:907年~
買取価格:約9万円以上
「えんぎつうほう」と呼ばれる皇朝十二銭の一つになります。
延喜通寶は非常に質の悪い皇朝十二銭としても有名です。
表面に刻まれている表記すら読むことが困難なものも多いです。
しかし古銭としての価値は高いですので、古銭買取業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
乾元大宝の買取と価値

乾元大宝
鋳造年:958年~
買取価格:約40万円以上
「けんげんたいほう」と呼ばれる古銭の一つになります。
この皇朝十二銭も質が悪く、文字が読めるものも少ないです。
皇朝十二銭としては最後に発行がおこなわれた古銭なり、買取・取引価格は40万円以上で取引が可能となります。
永楽通寶の買取と価値

永楽通寶
鋳造年:1411年~1608年
買取価格:約1000円
室町時代に大量に中国から貿易にて輸入された通貨となります。
中国との貿易用で鋳造がおこなわれた通貨となるため、現在の中国ではほとんどないと言われています。
国内での買取・取引価格は約1000円となりますが、中国での取引価格は高くなる可能性は大いにあります。
永楽通寶(銀銭)の買取と価値

永楽通寶(銀銭)
鋳造年:???
買取価格:約7万円以上
永楽通寶の銀銭バージョンも鋳造されています。
先ほどの永楽通寶の価値は1000円程度になりますが、この銀銭の価値は高くなり、7万円以上で買取・取引が可能となります。
通常の永楽通寶なのか?銀銭なのかは古銭買取業者に査定見積もりをお願いしてみましょう。
慶長通宝の買取と価値

慶長通宝
鋳造年:1606年~
買取価格:約15000円以上
時代としては江戸幕府の時代に発行がおこなわれた古銭となります。
慶長通寳と表面に刻まれているのが特徴です。
買取価格は約15000円以上で買取が可能な古銭になります。
平安通宝の買取と価値

平安通宝
鋳造年:???
買取価格:約15000円以上
鋳造年は今だ不明なままの平安通宝。
表面には古銭の名前でもある、平安通寳の名が刻まれているのが特徴です。
買取・取引価格としては約15000円ほど買取が可能となる古銭になります。
穴銭のまとめ
この様に多種多彩の穴銭がたくさんあります。
自分だけでどの種類なのか?と把握するだけでも非常に難しいです。
所持している古銭の中に穴銭が見つかった場合はメール査定だけでも良いので、古銭買取業者に依頼することを強くおすすめします。
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